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《産地訪問》まるでフルーツ!食べられるほおずきの実態に迫る!/白馬サンサン会(長野県)

長野県白馬村へ、食用ほおずきの生産者を訪ねました。
こちらが白馬サンサン会の代表でもある、 平瀬久美子さん。

 奥に見えるのが「オレンジチェリー」という品種の 食用ほおずきの畑。  
なんて素敵な景色!!!!!  これが、 お目当ての「太陽の子」の畑です。

食用ほおずきについて 平瀬さんにいろいろと教えていただきました。

 ナス科の植物なので、 やはりナスやトマトと、仕立て方も似ています。

平瀬さんは本当に研究熱心な方で、 収量や栽培方法などデータを取り、 食用ほおずきの様々なことを調べていました。  

1本で仕立てたり…
2本で仕立てたり…

わき目をかいて、粒を大きくしたりもします。

食用ほおずきの栽培は、 とても手間のかかるものなんですね。  
太陽の子は、 2月に播種して、5月に苗を植え付け、 秋にかけて1株で約200個程度のほおずきが収穫できるそうです。  

花はこんな感じ。見つけられますか?

ひとつひとつ手作業で はさみを使って収穫されます。  
収穫されたものは天日で少し乾かします。

湿気が多かったりすると、 カビのような状態になってしまうそうです。

収穫したものは、その後、追熟させます。  
追熟したものと、追熟してないもの、 食べ比べさせていただきました。  
こちらは採れたての太陽の子。

おいしい! けど…??   次に追熟させたものをいただきます。  
…あまい!!!  
確かに追熟させたものの方が、 甘みがのって、濃厚な味わいがしました。

それにしても、追熟の部屋からは、 ほおずきのいい香りが漂ってきます。  
この甘い香りをめがけて、 スズメバチまで寄ってくるのだそうですよ。  

今年の夏はスズメバチが多かったとのこと。  
お話しをうかがっている最中にも、 カリカリカリ…
と、スズメバチが殻を破く音が。

サンサン会では選別が厳しく、 廃棄が2〜3割もあると言います。  
みなさんで選別作業もしていました。  

飛び込みたいほどの、 美しいほおずきの山!!  
少し傷があったり、形が悪かったりするものは、 ジャムなどに加工されます。

殻は少し油分も含んでいて、 よく燃えるのだそうですよ!

厳しい選別を抜けてきた子たちが、 パック詰めされ、出荷されます。

ほおずきは、一度冷凍して、 半解凍させて食べても美味しいとのこと。

「農と観光を結び付けて、白馬の魅力を伝えたい」 と、平瀬さんはおっしゃいます。
青空に映える食用ほおずきは、 まさしく「太陽の子」。

みなさんも長野県白馬村に、 太陽の子を探しに行ってみては?    
産地取材 2016年10月11日 佐々木久美子

食オタライタープロフィール

藤田久美子
[保有資格]
野菜ソムリエ、健康経営アドバイザー、健康マスターエキスパートほか

[略歴]
1981 茨城県常陸大宮市出身
2003 昭和女子大学 文学部日本文学科 卒業
2003 小学校教諭として教壇に立つ
2013 野菜ソムリエ資格取得
2015 ベジフルデザイン株式会社創業
食の資格者たちを束ねる事業を行う
2016 野菜ソムリエとして日本一に!
第5回野菜ソムリエアワードジュニア野菜ソムリエ部門金賞
2016 農経新聞社ライターとしても活動開始
2017 株式会社VACAVOへジョイン
2020 同社取締役に

[好きなこと]
野菜果物、アニメ、アニソンを歌う

[最近ハマっていること]
和菓子の練り切り作り♪

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