食オタ|食の資格者コミュニティ

豆腐と野菜でヘルシー&主役な「がんもどき」をつくろう!

突然ですが、「がんもどき」って普段よく食べますか?

我が家では年に何回食卓に登場するだろうか?ってレベル。

煮物やおでんの中にある
ちょっと地味なイメージ…。

ふと、豆からお豆腐を手作りした時、
おいしさに感動したのを思い出しました!

豆腐作りについて詳しくはこちらの記事
 ↓
「豆から自家製!手づくり豆腐を作ってみよう」

がんもどきも手作りしてみたい!

揚げたてはきっとおいしいに違いない!

ということで今回は、自家製「がんもどき」にチャレンジ!

「がんもどき」とは?

そもそも「がんもどき」って何?


「がんもどき」は、豆腐と野菜を混ぜて揚げたものです。

豆腐を水切りしてつぶして、細かく刻んだ野菜を混ぜます。

それを丸めて油であげたもの、これが「がんもどき」。

関西では「ひろうす」や「ひりょうず」
と呼ばれているんですよね~。

■名前の由来


なぜ、「がんもどき」?
「ひろうす」や「ひりょうず」とも全く違う呼び方ですよね。

がんもどき

がんもどきは精進料理で、水鳥の雁(ガン)の肉に似せたものなので…
→「雁擬」がんもどき

※この際のガンは大きな意味での水鳥のことを指します

ひろうす

●ポルトガルから伝わった南蛮菓子「フィリオース」に似た作り方の豆腐料理なので…
→「ひりょうず」

●龍の頭の形に似たものということで…
→「飛龍頭」「飛龍子」

と、いろいろな説あり!

ちなみに。
精進料理である「がんもどき」は、
元はコンニャクで作られていました!

それがなぜ、豆腐になったのか?

そもそも、がんもどきとひろうすが同じものなのか?

謎がたくさんのがんもどき。

では、自家製「がんもどき」を作ってみましょう!

【実験】がんも作りに適した豆腐は?

どうやら一般的にがんもどきは「木綿豆腐」で作るらしい…。

でも、ほかの豆腐はダメ??

せっかくなので実験してみます!
オタクですから(笑)

【比較実験】木綿・絹ごし・焼き豆腐
今回比較実験するのは、この3種類のお豆腐!

がんもどき比較実験
●木綿豆腐
●絹ごし豆腐
●焼き豆腐

この中で一番おいしくできるのはどれでしょう?!

つくる準備

まずは豆腐の水切り。

3種類一度にやっちゃいます。

豆腐をきれいなタオルに包み、豆腐の約2倍の重しをのせます!

重しにお米を利用しました~♪

これを冷蔵庫に一晩入れておきます。

さあ 取り出してみましょう!

木綿豆腐をさわってみると…

だいぶ抜けている感じ!
押すと弾力があります。

焼きどうふは…

あれ?
意外と水が残っている感じ。

絹ごしは…

だいぶやわらかくて水っぽい。

それぞれ、同じ分量にしてがんもどきを作ってみます!

各豆腐を「80g」ずつにしましたー。

 

木綿豆腐


まずは木綿から!!

マッシャーでつぶします。

しっかり水切りされているようで固い!

もっとなめらかにしたいなぁ。

手でさらにつぶしてみました。
ちょっと気持ちいい~!

入れる具材をそろえます。

にんじん・れんこん・生姜・黒ゴマ、つなぎに片栗粉。
具材は小さめにカット。

では混ぜま~す。

80gに対して具材は適量。
片栗粉は小さじ1/2を入れてみました。

成形。
うまくまとまるかな?

お~~~~!
いい感じではないでしょうか?
まとまりやすい!!

丸めたらいよいよ揚げていきます♪

弱火でじっくりと。
油が静かな状態から入れます。

おっ!
だんだんいい音がしてきました♪

おいしそう~♪

食欲が湧く音ですよね!

薄くきつね色になりました!

完成~!!
見た目は良い感じ♪

半分にカットすると…

市販のものより中身が詰まっていて贅沢がんもです♪

揚げたてを食べてみると…

うーん美味しい〜♪

しっかり豆腐と具材の味がしてボリューム感が違います。

■絹ごし豆腐

木綿と同じ80gでトライ!

水切りしたので若干固めですが計るだけで崩れそうな感じ。
大丈夫かな~?

同じく具材、片栗粉を入れて成形。

あの頼りない感じでは
難しいと思っていましたが…
意外ときれいにまとまりましたね。

水分があって油跳ねが危険かなと思いましたが大丈夫でした。

仕上がりは…

ちょっとぺちゃっとしてますね(笑)

揚げている最中に少し崩れてしまいました。

食べてみるとふわっとした感じ。

ちょっと水っぽいかな?

 

焼きどうふ


焼きどうふにもチャレンジ!

表面が焼いてあるせいなのか?
水切りが進んでいなかったのがちょっと気になります。

成形した感じはどうでしょうか?

ちょっと粗い感じですね。
焼き色が模様みたい!

仕上がりはどうでしょうか?

おや?
絹ごしよりさらにぺちゃんこ!!

食べた感じはしっかりしていてお豆腐の味が濃厚でした。

 

比較実験結果

3種類の切り口を比べてみましょう。
向かって左から絹ごし・木綿・焼きの順。

豆腐見た目食感
絹ごし中身の色が白く空洞ありふわっとやわらかい少し水っぽい
木綿ふくらみもあり中身びっしりしっかりしている食べ応えあり豆腐と具材の味がする
焼きふくらみがなく薄い固めでしっかり、舌ざわりが粗い濃厚

個人的にはバランスの良い木綿豆腐が好み。
家族の間では好みが分かれました。

 

結論

基本にとらわれず、自分の好みのがんもどきを見つけよう!

もっとおいしく作りたい!講座に参加

う~~ん、でももっとサクッふわっとしたものを作りたい!

そこで行ってきました!

「がんもどき」作り講座!!

みなさん覚えてますか?
豆腐作りに時のこの仲間!!

豆腐の師匠の新井さんと、気合豆腐埼玉屋認定「豆腐学学士」仲間の真理子さんとえり子さんです!

また行ってきました~!

※がんもちゃん講座、ご興味ある方は「わくわく豆腐学」で検索してみてくださいね。

 

■プロのデモストレーション

さっそく師匠のデモ。

なんといきなりポリ袋に豆腐を入れました。

なるほど!

こうして豆腐をつぶすのですね!

ポイントはポリ袋の内側に油をちょっと付けること。
そうすると豆腐が袋に付かないそうです。

そして成形。

なんと具材はチーズとドライトマトとコーン!

具材が表に出ないようにしっかり中に入れます。

チーズが溶け出したら大変!!

いよいよ揚げ方です。

弱火である程度油が温まったら静かに入れます。

がんもどきが浮いてきます。

強火にして1分くらい揚げてからまた弱火にします。

好みのきつね色になったら完成。

師匠はしっかり温度管理!

講座に参加すると詳しい温度を教えてくださるので、プロの技を是非体験してみてください。

さあ、揚げたてを割ってみましょう!

チーズがとろり〜!

揚げたてをハフハフ!

ピザのようながんもどき!

びっくりなおいしさでした♪

 

■実践

私たちも作ってみました。

ここで滑らかにするのがポイント。

たくさんの具材!

自由に入れてよいとのこと。
迷いますね〜!

野菜やごまは袋の中で混ぜて大丈夫。

まんべんなくが大事。

手に油をつけながら丸めると上手にできます。

中まで火が通るようにちょっと平べったくします。

そしてなんと新井さんの豆腐はつなぎは不要だそうです。

さあ、こーんなに出来ましたよ。


いろいろな形・大きさを作ってみました。

そして温度に気をつけながら揚げます。

見てくださーい!
上手に出来ました。


欲張って黒ごま入れすぎのがんももありますが(笑)

サクッとふわっと具材たっぷり!
贅沢がんもどきが完成。

さすがプロの技術。
こんなにも美味しいとは!

3人が持参した食材・調味料でも作ってみました!

摩訶不思議ながんもがたくさん!!

この断面!
テンション上がります♪

意外と何でも合うことにビックリ!

豆腐はどんな食材も受け止めてくれる包容力のある食材なんですね~!

オリジナルがんもにチャレンジ!

さあ!修行してきたので家でいろいろな食材で試してみました。

■春到来がんもどき

ふきのとうをいただいたので春らしいがんもを♪

つなぎはヤマイモにしてみました。
(師匠から豆腐屋さんの基本のつなぎはヤマイモだよと教わりました)

春らしくふわっと揚がりそう♪

彩りにニンジン、出汁が出るドライえのきも加えます。

■イタリアンがんも

ちょっとお洒落なイタリアンに♪

・イタリアンパセリ
・ドライトマト
・ヘーゼルナッツ
・ドライポルチーニ

どんな味になるのかな~?

■スコッチエッグ風がんも

うずらの卵と胡椒の佃煮で!

断面が楽しみ!

豆腐のつぶしかたが甘いですね…。
師匠にしかられそう(笑)

■スパイシーがんも
・カレー粉
・ドライトマト
・ツナ

最近のカラフルな記事に刺激され
ちょっと色を付けたくなりました♪

さつまいもと生姜のてんぷら風

さつまいもと生姜のてんぷらがわたしは大好き!

がんもにしてみたくなりました!

天ぷら風なだけにつなぎは卵に!

成形~!!!!!

お勉強した甲斐がありきれいにまとまりました。

火加減に気を付けて揚げましょう。

がんもどきっぽくないですね(笑)

いちばんのお楽しみは断面!!

お~~~~~~~~~~!!

お好みの調味料でおいしくいただきましたよ。

今度カラフルながんもも作ってみよーかなー(笑)

まとめ

自家製がんもどき、意外と簡単です!
作り方まとめておきますね!

がんもどきの基本の作り方

【材料】(大2個・小4個分)
●お好みの豆腐 約200g  
●好きな具材
●つなぎ
●揚げ油(サラダ油・米油など) 

具材は、水分の多いものはNG!

つなぎの基本はヤマトイモですが、 
片栗粉や卵でも代用OKです!(片栗粉=小さじ1、卵=1/2個)

揚げ油は、深鍋の半分くらいまで。

【道具等】
●天ぷら鍋
●ボウルとマッシャー又はポリ袋
●すくい網と菜箸

天ぷら鍋は、テフロン加工がオススメ!

【作り方】
1、豆腐はタオルやキッチンペーパーに包みしっかり水切りする
2、ポリ袋またはボウルに入れてなめらかにになるまでつぶす
3、具材は小さめに切る
4、つなぎと具材ををつぶした豆腐にまぜる
5、成形する
6、揚げて完成

豆腐の種類比較

自分好みの豆腐で作ってみて下さい!

木綿豆腐・一般的 ・食感と味のバランスが良い ・成形しやすい
絹ごし豆腐・やわらかいので崩れやすい ・ふわっとした食感 ・味が水っぽい
焼き豆腐・揚げたあとふくらみに欠ける ・舌触りが粗い ・豆腐の味が濃厚

■オリジナルがんも具材

豆腐は比較的どんな食材も受け止めてくれます。

自分のひらめきを信じていろいろな具材で試してみてください!


がんもどきって、もとは精進料理。

お肉料理の代わりに、豆腐と野菜で「がんもどき」って
栄養たっぷりでヘルシーじゃない?!

お腹も満足♪

そんな「がんもどき」が、ついにメインディッシュに!!

私が講師を務めるこども料理教室。
この日の献立のメインはがんもどき。

キッズたちも上手に成形できましたよ。

ちゃんと具材は中にぎゅっとぎゅっと。

丁寧につくっています。

1つは揚げたてチーズ入り。
もう一つには和風出汁のあんかけに!

揚げたてっておいしい~と全員完食でした♪

みなさんもぜひ「自家製がんもどき」作ってみてくださいね。

次回の食オタノートもお楽しみに!