和歌山県訪問レポート、後編！！ 後編では、
由良町レポートをお送りします！
今回私たちが 和歌山を訪れるきっかけとなったのは、 この方。
峯村明宏(みねむらあきひろ)さん。
「ゆらみかん普及会」の共同代表で 柑橘やハーブなどを育ててらっしゃいます。
一日中、和歌山滞在のアテンドをしてくださいました！
ファームゆうきさんをあとにした私たちは、
一路、日高郡の由良町へ。
車の窓から見える海が、 すっごくきれいー！！！！
由良町は、 自然豊かで、
本当に美しい場所ですねー！！
さて、皆さんは 「ゆらみかん」って、ご存知ですか？
ゆらみかんの「ゆら」は、由良町の「ゆら」 温州みかんの一種です。
峯村さんの向こう側にあるのが ゆらみかんの木。（奥側）
温州みかんとは、 私たちが「ミカン」と言って思い浮かべる あのよく見る、
いわゆるミカンのこと。
ちなみに、温州みかんは 「うんしゅう」と読みます。
「おんしゅう」は誤りです。
そして、 ミカンは漢字で “蜜柑” と書きますねー。
これは、甘い（＝蜜）+ 柑橘 の意味。
すっぱいレモンやスダチやカボスも、 柑橘の仲間ですものね。
あまーい蜜柑は、誰もが好きなんじゃないでしょうか！
ゆらみかんに、話は戻って。
温州みかんの中でも、 宮川早生の枝変わりから発見されたミカンで、
“極早生” の品種 です。
極早生 って何？？ これは収穫時期による呼び名です。
・極早生（ごくわせ） 9月〜10月前半 ・早生（わせ） 10月後半〜11月 ・中生（なかて） 12月くらいから ・晩生（おくて） お正月くらいから
この早晩性（そうばんせい）は、 柑橘で使用されることが多いですが、 農業全般でも使用され、栽培の指標になる呼び名なんです。
ゆらみかんは、一番早い “極早生” の品種。 10月上旬から収穫できます！
ゆら早生みかんは 下の写真の山の向こうで 発見されたそうですよー！
ゆらみかんは、なんと言っても ほかの早生のミカンに比べて、 甘みが強い！
和歌山県の由良町出身の おいしいミカンとして いまは各地で栽培されるようになっています。
※365マルシェでも、愛媛県産のゆら早生を販売していました！
みかん畑への道すがら こんな場所も教えてくださいました。 矢印のところ！
ここが 「ゆらみかん」と「有田みかん」の 境なんだそうです！！
峯村さんの案内で、みかん畑へ！
柑橘の園地はとにかく広い！ 山全体が、ミカンの木です。
様々な柑橘が育てられていました！
ネットがかかっているのは、 動物除けなんだそうです！
鳥が、 一瞬でもチュンってやってしまうと、 もう駄目になってしまうそうで…。
そして、 大変なのはイノシシだと言います！
猪は、幹に体当たりして、 柑橘の木をなぎ倒して、 実を食べてしまう… なんて恐ろしい〜！！！
木を倒されたら、枯れてしまう… 植え直しじゃないですか！
みかん園では、 ずっと鉄砲音が鳴っていました ※もちろん録音です
もう少し山を登って 別の園地へ移動です。
これでもか！ というほど、たくさんなっています。
ここは「清美（きよみ）」の畑。
ひとつ採らせていただきました！！
あれ？ 意外と固い… ひとつひとつ手作業の収穫 本当に大変ですよねー
無事に収穫！ いただきますっ♪
山の上からの景色を眺めながらの試食、 一気に疲れが吹き飛びますね〜！
この畑も、ずいぶん急こう配ですね。
なぜこんな、収穫の大変そうな場所に 柑橘の畑はあるのでしょうか？
その理由の一番は 「水はけ」なんだそうです。
水はけの良い、 こういった急こう配の土地に植えることで 味の濃いミカンになります。
また、みかんは 海の見える産地が多いですよね！
海風に乗って、海のミネラル分が、 柑橘の木に届けられると言われています。
なんだか、もっともっと柑橘が好きになる みかん園地巡りでした！
こんな木も見せていただきましたよー！！
これ、なんの木か、わかりますか？？
正解は…
アボカドです！！ なったところを見れる日が 楽しみですねー！
峯村さんは いろんなハーブや野菜も育てています！
巨大なパクチーや…
バラも育ててらっしゃいます！ （※食用ではなく観賞用です）
もらっちゃいました〜♪
最後に… 由良町のオススメのカフェへ！！
すっごく綺麗ー！！！！！！！
まるで海外に居るような そんな夕焼け。
ゆったりと何時間でも居たい気分でした。
日帰りなんて… もったいない…
みなさんもぜひ！ ゆらみかんの故郷、 和歌山県由良町を訪れてみてくださいねー！！
