食オタ|食の資格者コミュニティ

野菜の捨てちゃう部分で「宝石せっけん」をつくろう!

前回の「野菜せっけん」の記事は
読んでいただけましたか?
  

またまた、やっちゃいますよ♪

野菜の捨てちゃうところで石鹸をつくろう!第2弾!!

今回は、石けんの中でもキラキラかわいい
「宝石せっけん」を作ってみます♪

「宝石石けん」づくりの準備

宝石せっけんとは??

「宝石せっけん」って聞いたことありますか?

SNS映えすると、女性や子供にも大人気!

まるで宝石のような石鹸☆
コレです↓↓


きれいでしょ~♪♪

これ?せっけん???
って声が聞こえてきそう!

もっちろん、ちゃんと泡立ちますよ~!


しかも、嬉しいことに!

前回、取り扱いが大変だった
「苛性ソーダ」を使わずにできちゃう石鹸なのです!

溶かして固めるだけの『MPソープ』
という種類のせっけん。

これなら、作るの簡単なので
子どもの自由研究にも
自信をもってオススメできます!!

材料を集めよう!

(1)グリセリンソープ

宝石石けんのベースとなるのがコレ!
グリセリンソープ♪


成分は、グリセリン、水、オイル類
ソルビトール、オレイン酸グリセル。

こういった固形の状態で売られています。


透明感を楽しみたいならクリアがオススメです!

お店ではあまり見かけないのでネットで購入してみてください。

「グリセリンソープ」や「MPソープ」
で調べると見つかりますよ!

(2)着色料や香料

グリセリンソープは透明で無臭。

宝石らしくつくるには、色付けを!

石けん用の着色料もあるけど食用着色料や絵の具でもOK!

香りはお好みで!

以上!!
少ない!うれし~~!

道具を揃えよう!

揃える道具も少ないです♪

危険なものは少ないですが、料理用のものとは別に用意してくださいね。

「宝石石けん」をつくってみよう!

では実際に、キラキラの「宝石石けん」
作ってみたいと思います!

1、グリセリンソープを溶かす

グリセリンソープを包丁やカッターで
小さく切って湯煎します!

電子レンジで溶かしてもOK。




こういうのは、めんどくさがっては
いけませんね…(反省)

大きいまま溶かしたので
なかなか溶けず…。



このくらいにカットして溶かすべし。↓


湯煎は、沸騰したお湯につけて
ゆっくり溶かします。

電子レンジの場合は、量にもよるけど
500wで20秒から様子をチェック。



溶けきっていない場合は、
500w10秒ずつ追加して~。

このとき、形が残っている部分を
溶けているところに沈めると
むらなく溶けてくれました!

完全に溶けました~!

加熱しすぎると、泡立ってしまうので
要注意です!!

2.色や香りを付ける

溶かしたグリセリンソープに
色や香りをつけていきます!

入れる着色料の量は、多くても、
「グリセリンソープの1/4くらい」
がいいかも!

着色料の濃度によりますけどね~。

それ以上の量を入れると
ゆるゆるの石けんになっちゃいました。

3.型に流し込んでいく

色付けが完了したら
ソープが固まらないうちに
型に流し込んでいきます!

今回は、
薄い黄色・濃い黄色・透明の3色用意♪

まずは透明から型へ↓

しばらくすると、
表面が固まって薄い膜が!!

こんな感じ↓

割りばしや、竹串でツンツン!

膜が確認出来たら、
次の層のソープを注いでいきます!

薄い黄色を、そぉーーーっと。


平らに層になるように
重ねていってもキレイ♪

でも、宝石っぽく仕上げるには、
この方法がいいかも!!

型を傾けて、わざと斜めに層に~♪

濃い黄色は斜めにしました!

どんな感じになるかな~♪

薄い黄色、濃い黄色、透明の3色でも
こんな感じにできあがりました!

常温でも、30~40分くらいで
中までしっかり固まります。

急ぐときは、氷水につけたり冷蔵庫へ。


ちょっと幻想的~♪

4.宝石の形に成型

固まったら、型からだします!

こうすると隙間に空気が入って
外しやすくなりましたよ~!

プラスチックのカップを
周りから握るようにギュッと。

最後に削って成型するので
少しくらいなら周りが欠けても大丈夫!

逆さにして、底を叩くと
ストンっと出てきました!!


おおおお!!キレイ!!

琥珀みたーーーーい!!

包丁やカッターで斜めに削って
宝石のような形に、成型していきます。


思いきりが大切かも!

大胆に切るほうが、
宝石らしく出来ますね!

小さな宝石せっけん3つ完成!


本当に宝石みたいでしょ??

宝石せっけん、見た目も可愛いし、
作り方もとっても簡単だーー!!

これなら石鹸づくり初心者さんでも
お子さんでも簡単に作れちゃいそう!!

野菜色の「宝石石けん」に挑戦!

さてさて、ここからが
食オタらしさの見せどころ♪

着色料を野菜エキスに変えて
宝石石けんをつくります!!

今回は、前回よりも種類を増やしてみましたよ~!

皮や、葉っぱなど捨てちゃうところを
活用していきます♪

1.野菜エキスを抽出

ミキサーやおろし金ですりおろし
野菜エキスを抽出していきます!


パプリカ・ピーマン・トマトは
おろし金で簡単にすりおろし完成!!

これなら子供でもやりやすいかな?

葉や皮を使った野菜は、繊維があるので
少し水を加えてミキサーを使います!




ミキサーは、
大人の方が担当してくださいね。

今回は12色!!
揃えてみましたーーーー!!
美しいーーー!!!

どれが何の野菜色だか
わかりますかー?

前回と同じものが8つ。
新しくチャレンジしてみたのが4つ!

さ~て、答え合わせです♪

同じ緑色でも
すこーしずつ違うんですよね♪

野菜オタクとしては、たまらないっっ!

2.野菜エキスで着色

野菜エキスを小さじ1を
それぞれ計りまーす

溶かしたグリセリンソープを20㏄
注いでいきます。


あれ??不思議~♪
グリセリンソープを入れると色が変わる!

透明感がでて、どの野菜色もキレイ!!

1番変化があったのは、紫キャベツ!

グリセリンソープが入ると、
紫色が青色に変わりました!


これは、紫キャベツのアントシアニンが
アルカリ性になったから。

アントシアニンは、アルカリ性で青色に
酸性で赤色に変化する色素なのです!

3.型に注ぐ

最初の作り方で紹介したように
層になるように重ねてもOK。

今回は、野菜ごとに固めて
キューブ状にしてみました!

好きな野菜をカップに詰め込みま~す♪


これワクワクします!
お子様と一緒にやるなら、この方が楽しいかな!?

ここに透明のグリセリンソープを注ぎこみまーす♪

野菜キューブも少し溶けてグラデーションになってキレイ!!

4、型から出して、成型

固まったら型から出します!

フルーツゼリーみたいで美味しそう!?

食べちゃダメですからね~(笑)



プラスチックカップで作ると
底の部分に窪みができちゃうので
まずそこを切り落とします!

わっ!ここも可愛い!!

野菜キューブでつくる石けんだったら
丸い形のままでもかわいいかも♪

宝石というより
フルーツゼリー石けん??

斜めに削ってあげると宝石らしくなりますね♪


ベースが透明なので
光に当たるとこれまたキレイ!

アレンジいろいろ♪

こうなると、いろいろやってみたくなっちゃう♪

ベースが透明なのもキレイだけど、
色を付けたソープを注いでみると
どんな感じになるのかな~??

おっ!

また違った色合いの宝石石けんができました!


より宝石らしいかも。

グリセリンソープは、
なかにハーブやデザインペーパーなどを
いれることもできちゃいます!

ならば!私は、これを入れちゃう!!

押しフルーツ!!


ミントの香りをつけてレモンミントせっけん!!

色を付けて層にできるの良さを活かして…
アイスバーせっけん!


子供のころ大好きだったスイカバー
作ってみました!

押しフルーツを入れた「キウイバー」!
これまた美味しそう☆

楽しい~♪

宝石せっけんは、
想像力で無限に楽しめそうですね!!

まとめ

野菜は、捨てちゃうところを
上手に活用してくださいね!

型へ流し込んだり、成型したり♪

自由な発想で楽しむと予想以上のものができて楽しいです♪

子どもはもっと自由な発想で、
すごい宝石せっけんが誕生するかも!?


今回は野菜の色素を使って
宝石せっけん作りに挑戦してみました。

天然の色って本当に美しいもの。

野菜の皮やヘタのところを集めて
野菜の宝石せっけんづくりに
チャレンジしてみてください!

子供も大人も楽しめちゃいます♪

しかし、削りカスすらも美しい~!

宝石石けんがあったら
手を洗うのが楽しみになりますね♪

次回の食オタノートもお楽しみに!!